人材育成:2020年を振り返えって

クリスマスの終わりとともに、年末の大掃除を行うのが我が家の恒例行事となっています。しかしながら、カミさん曰く、毎年のことなのに改善が見られないとのこと。作業工数の見積り精度が悪く、計画から大幅な遅延が発生。洗剤や手袋などの間接材の欠品が発生する一方で、所要量を大幅に超える購入により、過剰在庫が保管スペースを圧迫。清掃業務の作業者という職責を全う出来ておらず、人事考課は最低水準、との厳しい評価を頂戴しました。

評価される立場としては、清掃業務の知識習得を目的とした教育研修の実施や、KPIの設定、パフォーマンス評価の基準明確化を求めたい所ですが、過去にはOJTを受けた事実もあって、なかなか聞き難い状態が続いています。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」とは、旧・日本海軍の司令長官、山本五十六氏の名言と言われています。そして、これに続く文面として「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」という名言があるそうです。

2020年は、全世界的なCOVID-19(新型コロナウィルス感染症)の拡散により、否応なしに大きな変化に直面した1年でした。こうした中で、部下の育成に十分な時間を費やすことが出来たか?ちゃんと耳を傾けて、承認できていたか?多忙やテレワークという不慣れな環境を、言い訳にしていなかったか? 年の瀬にしっかり自省し、新しい年を迎えたいと思います。

皆様にとって、2021年が幸多き年となりますよう、謹んでお祈り申し上げます。

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